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2008年 04月 21日
当ブログは以下に移転しました。
http://webdirector777.blog116.fc2.com/ 2011年3月28日更新 当URLは残しておきますが、スパム対応でコメント機能は使えなくしています。 更新再開しておりますので、今後は新URLの方にブックマークお願いいたします。 今後ともよろしくお願いいたします。 2008年 02月 20日
元々はWEBディレクターであった私も、今はWEBディレクターを従える立場になっている。
全てのWEBディレクター、WEBデザイナーには、 人生の次のフィールドを常に意識して仕事を行ってほしいと思う。 自分の進むべき道のアドバイスを受けることも重要ではあるが、 最終的に決断するのは自分である。 WEBディレクターとしての最高の結果とはなんだろうか。 それは手がけたWEBの数値目標達成であったり、ECサイトなのであれば売上の結果、 受託であればクライアントの満足であったりと、様々な要素が付きまとい、 また常に改善が必要となってくる。 実際に現場で働くWEBディレクターの、結果によるマイナス要因だけを捉えるのでは、 本当のことは見えなくなってしまうため、私は仕事には私情を一切持ち込まない。 人を減点方式でしか捉えられない人もよく見かけるが、それで事業は推進しない。 本当のパワーを生み出すのは加点されるべき部分をいかに引き出すかであり、 私はそういった部下には常に総合的な判断の重要性を説いている。 ひとたびオフィスの敷居をまたいだ瞬間から、私の心はプロ意識の塊となっている。 当たり前の話ではあるが、報酬をもらうということは、それ相応の働きをすることで 会社に最低限その人件費コストを回収してもらう必要があり、報酬を上げてもらいたいのであれば、 自分の価値を高めていくしかない。 価値は伝わらなければ意味がない。自分の価値を誰よりもよく把握し、それをうまく 活かして伝え、理解してもらわないといけないといけないである。 私にとっての最高の結果とは、自らの価値を、仕事で高めていき、 それによって、お互いの価値を認め合える仲間との、 強固なつながりを生み出していくことなのである。 2007年 09月 08日
人の自尊心は聖域であり、決して侵してはならない。
それが部下であっても同僚であっても同じである。 自尊心を侵されると、人は潜在的な敵となり、事業の阻害要因となる。 もし部下の自尊心に何も根拠がなかったとしても、 部下の個性を把握した上で、 聖域の場所をどこにどのように持たせてあげるかが重要なのであり、 それこそが部下に対する愛情を持った教育だと私は感じている。 2006年 03月 18日
「デザイナーや他のクリエイティブディレクターたちとうまくコミュニケーションが取れない」
「上からのプレッシャーや下からの突き上げで、なかなか自分の思うように仕事を進めることができない」 「社内調整で全てがなし崩しになってしまう」 あなたがもし、WEBディレクターだったとしたら、このような悩みに直面したことはないだろうか。 これらの問題は、本来事業の中軸であるべきWEBディレクターが、一番してはならない「やらされ仕事」をしてしまっていることによって起こることが多いのである。 行き先のわからない航海ほど、不安になるものはない。 みなが同じ船に乗り、目標である港に向かうべく、船を導いていかないといけないのだ。 そして目標は、誰にでも伝わる、シンプルなものでないといけない。 また理想論をうまく伝える努力と信頼関係も重要である。 ビジネスには全て、ゴールが存在するべきである。 WEBディレクターはチームとしての最終到達点を強くイメージし、それを具現化すべく一つ一つの行動に移すことで、部下や周りは自然と目標を意識するようになる。 それこそが指針なのである。 そして一つ一つの目的達成、それが社内ノウハウとなり、社外への提案力を高めていく。 提案力が高まるほど、クライアントとも意識を共有しやすくなるのだ。 人と人との繋がりにおける、双方が共存共栄するための共通した目標設定と行動は、本来は本人同士が行わないといけないものであり、調整案件が多ければ多いほど、その分それぞれ個別にゴールを見出していく必要がある。 事業展開のビジョン、1チームとしての目標設定、クライアントとのビジネスゴールの共有。 WEBディレクターは、そういった全ての目標を明確に意識し、それが部下へのプレッシャーやストレスにはならないよう、細心の注意を払い、バランスを取りながら舵取りを進めていかなければならないのである。 2006年 02月 03日
理想の高い、若きWEBディレクターは、
「部下にはせめて私の理想くらい、最低限理解してほしいものだ・・・」 とすぐ思ってしまうものだろう。 上司、部下、同僚、それぞれに素晴らしい個性がある。 全ての人間に素晴らしい個性があり、それを見抜けない、見ようとしない人間に、本当の信頼関係を築くことは出来ない。 長所を認め合い、伸ばしつつ、互いの短所を補っていけるような人間関係であるべきだ。 強いチームは、それぞれの個性を最大限発揮し、熱く議論を交わし、まずはお互いを認め合う環境でないといけない。 部下は組織の指揮系統の中で、上司の指示に従わなければならない。 部下は上司を選ぶことができないのである。 全く違った環境で生活をしてきた人に対して、業務上必要となる部分以外の個人の思いを無理に押し付けると、萎縮しやらされているといった意識が強くなり、自主性を弱めてしまうことになりかねない。 部下に対して愛情を持っているのであれば、彼らが望む距離感を保ってあげる必要がある。 信頼関係の構築は、まず人と人としての関係が重要である。 個性を押さえつけ権限でねじ伏せる構造では、仕事において学び、向上し合うことが極めて難しくなってしまう。 そしてそういった職場は、仕事を楽しめない連中の、ビジネスごっこにしかなり得ないのである。 マイナス面だけを指摘し、人を切り捨てる組織であれば、常に最新のテクノロジーを取り入れることが出来たとしても、企業として長期的に必要とされる人的財産を放棄し、ノウハウや強みのない組織となってしまう。 上司には責任を持って部下を育ててあげるという使命があるのだ。 上司が部下を信頼せずして、部下が上司を心より信頼することはない。 信頼関係というものは結局のところ、人と人との関係なのである。 相性も確かに重要ではあるが、まず上司としてすべきことを、全ての部下に対して公平に分け与える必要がある。 上司と部下でさえ分かり合えないような環境では、ユーザーニーズなど到底理解できるわけがない。 とにもかくにも、技術の前に、人ありきなのである。 2006年 01月 26日
自分のこだわりや趣向は、コンテンツビジネスに関わらずとも、誰しもが必ず持っている。
私の経験則では、熱い思いを持ってコンテンツビジネスに携わる人間は、同じく趣味にかける情熱も強いことが多い。 自分の趣味に近いWEBを立ち上げる際、冷静な思考を保ち、己の熱い感情を冷ましながら、飲みやすいスープにして、いかにユーザーに飲み干してもらうかが重要となる。 例えるならアニメが大好きなWEBディレクターに、アニメのWEBを任せた時、WEBディレクターとしての本当の手腕が発揮されるものであると考えられる。 自分の趣味であれば、知りうることの全てを、人に伝えたくなるだろう。 どれだけそれが素晴らしいものなのか、自分の感情に任せた情報伝達になるかもしれない。 仮にそこに来たユーザーがコアな情報を求めていたとしても、求める情報が自分の思いと一致しているかどうかはわからない。 ターゲット戦略によりけりな問題でもあるのだが、それが一般的なプロモーションのためのサイトであるのであれば、それがニッチな内容であっても、前提として、全く前知識が無いユーザーが、あなたのサイトに興味を示すナビゲーションでなければならないのである。 本当に熱意を持って、広くあまねくユーザーに自分の熱い思いを伝えたいのであれば、概念を学び、熱意を押し付けることなく、ユーザーに対する愛情と共に、ほどよい温度に冷まして表現することが必要となるのである。 2005年 12月 17日
WEBディレクターは、ひとつのマーケティングツールであるWEBを取り仕切る上で、企業のビジョンや組織を、誰よりも理解する必要がある。
プロモーションの舵取り役であり、多くのソリューションを委ねられていることが多いため、極端に個人の趣向や思いに偏向していくこともよく見受けられるが、WEBとビジネスは常に直結しなければならない。 WEB立ち上げに携わる、全ての関係各所をバランスを持って理解し、「何が正しくて何が間違っているか」を邪念なく見抜く力が必要である。 まずは前提として組織があり、そして素晴らしい組織にこそ素晴らしいディレクターが存在するのである。 2005年 05月 27日
WEBをディレクションしていく上での管理資料は非常に重要である。
しかし不必要な資料ほど、人の和を乱すものはない。 本当に強いチームというのは、担当の各々が、事業のために新たにすべきことを提案し、意見をぶつけ合うものである。 強いチームを目指すのであれば、決して資料が先に来てはならない。 資料で全てを押さえ込む体制というものは、資料を作った人間の独り善がりの体制であり、そこに書いてある以上のことを生み出すことが出来ないからである。 基本を学ぶためにルーティンは重要であり、そして人として管理されることも確かに楽ではあるが、本人のためにはそれだけではいけない。 常に上のフィールドを目指していくべきであり、今抱えている仕事以上のことをやっていこうとする思いがないと、個人の成長はありえない。 100%ではだめである。150%やってこそ、50%の力の上積みが生まれるのだ。 一番悪い例として、資料に無いことはしない、自分の役割以外のことを受け入れない、といった姿勢である。 常に意識を高く保つためには、各個人の問題でもあるが、管理する立場の人間として、まずは忌憚なく意見をぶつけ合える環境を作ることから始めるべきなのだ。 2005年 05月 13日
WEBを構築する際の重要な要素の一つとして、ワーディングがある。
簡単に言うと、文字をどこにどういう風に使うか、ということである。 たったそれだけのことで、どれだけ視覚的に素晴らしいサイトであっても、売れるサイトにも売れないサイトにも変わってしまう。 特に日本語はあいまいな表現が多いため、ユーザーに与える影響は計り知れない。 カテゴリなどをラベリングする際は、ユーザーニーズとビジネス戦略のバランスを取りながら、細心の注意を払っていかなければならない。 カテゴリ、という言葉一つをとっても、日本語では様々な表現がある。 情報分類を行う際は、組織化と構造化が最優先され、ラベリングの検討が見落とされがちなことが多い。 言葉はただの文字列ではない。視覚的表現手段である。 情報伝達の手段という意味では、いわばデザインの一部ともいえるだろう。 本当に伝わりやすい言葉とは、ユーザーに対する気配りと愛情から生まれるのだと私は思う。 2005年 05月 11日
WEBサイトにおけるデータ分析と仮説検証は必須である。
WEBディレクターは、常にポジティブな問題意識を持ち続けなくてはならない。 時代が変われば、ユーザーニーズも必ず変わる。 とにかく流動的なものである。 自らの思いを反映したサイトはよく見えるものであるが、客観性を持ち、謙虚に問題を捉え、自省し、そしてそれを破壊し新たなものを産み出す力がないと、自己とサイトの成長には決してつながらない。 計画的陳腐化とは、ただ闇雲に新しいものを創り続けることではない。 WEBディレクターは、自省と分析の中から生まれる経験則によって、ユーザーニーズを満たすための革新的なアイデアを産み出していかなければならないのだ。 2005年 05月 09日
WEBディレクターは、日々新たな理論を学び続けなければならない。
そして理論にかまけていてはならない。 学術的な理論は、思いの元となる軸の表層に付随すべきものである。 それはあくまでも思いを伝えるためのものであり、学術に教条的な見解になると、事業自体のベクトルがぶれてしまう恐れがある。 学術的な理論に間違いはないが、正当化するための理論となると、それぞれが対照的なものであっても、全て「正」となり得るのである。 人に物事をわかりやすく伝えるためには、ぶれない本質的な軸が必要となり、それは至って簡潔でわかりやすいものでないといけない。 理論は思いを表現する手段の一つでしかないのである。 2005年 05月 02日
私は今まで数多くのWEBディレクターに出会う機会があったが、その中で一貫して感じることは、決まった仕事のやり方なんて何一つない、ということである。
各々が自分のオリジナリティとスタイルを持ってWEBディレクションをしている。 テクニカル系やアート系、マーケター系など、人それぞれの溢れ出る魅力があるのだ。 WEBディレクターは、とにかく人と触れ合うことが多い。 社外の人間だけでなく、社内においては、貴重な企業の人的財産を預かる立場として、常に人事的な側面を意識しながら、デザイナーや関係者と接していく必要がある。 距離感を保つのも時には重要だが、決して人に対してあきらめてはならない。 彼らの将来のためには少しは時間がかかってもいいと思う。 私がいなくても、どこに勤めても、今以上に活躍できるようになってほしい。 思いをぶつけ合わないと距離は縮まらない。 距離が縮まって初めて人は心を開く。 そして心開き合い、お互いの長所を認め合った仲間と生み出すWEBサイトほど、強いものはないと私は信じている。 失敗から得る経験は、本当の強さになる。 今の自分を過大評価し、自己満足していては、失敗における経験則なんて手に入らない。 人に対する謙虚さを失わず、向上心を持って、人とぶつかっていきたいと思う。 私も過去には人事的大失敗をしたこともある。 私の若さゆえの失敗で辞めていった人もいる。 私にとってつらい記憶ではあるが、今はもう見えない仲間達に報いるためにも、立派な人間になりたいと心から思う。 2005年 04月 26日
先日二つの異なるサービスを立ち上げた。
その二つのそれぞれのコンテンツパワーは斬新ではなく、決して強いとはいえなかった。 実は競合企業は先行してその二つの試みを行っていたわけだが、彼らには何の工夫もなく、並行して行っているだけの、別サービスとしての捉え方にとどまっていた。 ただ、その二つのリレーションを見るに、うまくバランスを持って訴求すれば、かなりの相乗効果と話題性が見込まれるであろうと私は確信していた。 そして私たちは策に策を練って、WEB間のコラボレーションによって得られる相乗効果を前面に押し出したプレスを出したのだ。 連携とはリンクを貼るだけでは完成しない。 理由付けや導線をいかに確立して、意味のある連携にしていくのかがポイントとなる。 WEBディレクションとビジネスのビジョンは直結しているのだ。 この二つの案件に、みなが知恵を出し、まさに一丸となって取り組んだ。 プレスの結果は大成功だった。 ビッグニュースとして取り上げられ、競合企業の鼻を明かした形となった。 プレスで得られる効果はあまりにも大きい。 今までも数多くのプレスを出してきたが、今回は特別だ。 二つのあまり強くないコンテンツをうまく連携させて、それがビッグニュースとして取り上げられたとき、仕掛け人として最高の喜びを得ることができるのである。 2005年 04月 11日
一人悩みを抱えていた仲間がいた。
彼はコンテンツ企画、営業の仕事をしているわけだが、トップダウンで本業とは違った大きな新規事業の特命を与えられて、周りが何も見えなくなり、孤独の中で対人的な問題が浮き彫りになってしまっていた。 どんなに負荷が偏ろうと、常に心のどこかに余裕を持ち続けていないと、いいモノを生み出すことなんて出来ない。 私は今の事業を生み出すとき、数ヶ月間、ほとんど寝ずに働いていたため、彼の気持ちもすごくよくわかる。 そして、人は彼を揶揄する。 「わけわからんなぁ」「もうほっとこう」 人の陰口を叩き、体制に不満は言うが、自分は何も努力しないという人間が私は大嫌いだ。 事業を推進する上で、常に問題意識は持ち続けなければならない。 そしてその問題を解決すべく、行動しなければならないのである。 それが出来ない人間に、向上はあり得るのであろうか。 私は、情熱と誠意を持って、かなり長い時間を掛けて彼を叱責した。 そして彼は真直ぐに私を見て深く頭を下げた。 「言ってもらえて本当にうれしいです。自分では全く気づかなかった。もっと人をちゃんと見てがんばります!」と。 彼の成長は、彼自身だけでなく、私にとってもプラスになる。 彼を陥れることには、何のメリットもない。 私のWEBの仕事を円滑に進めるためにも、仲間の前向きな気持ちは大きな力となるのだ。 本当に仲間に誠意を持っているのであれば、ぶつかる時だってある。 よほどでない限り、信念に基づいた強い思いやりは伝わるのもなのである。 2005年 03月 26日
WEBのことをあまりよく知らない人に、
「WEBを考えるお仕事って最先端ですごいですね」 などとよく言われるのだが、はっきり言って何もすごくない。 私はそう言われた時には 「偶然好きなものがWEBだっただけで、別にたこ焼き屋さんでも良かったんですよ。」と即答する。 WEBは今までとは違った伝え方が可能になる特殊なメディアではあるが、企業の情報伝達手段の一つであり、別の媒体である新聞や、雑誌、看板、のぼりなど、それぞれ伝え方やノウハウは違うが、全て大枠の考え方は同じなのである。 実際私も若い頃に仕事で新聞、雑誌広告などを作っていたことはあるが、基本的な姿勢は変わらない。 大局的なビジョンと顧客に対する強い気持ち、客観性があれば、どんなビジネスであってもやっていくことができると信じている。 他のビジネスで生きていけない人が、ITという、抽象的な言葉を逃げ場所にして、自己正当化しているのをよく見かける。 ITとは、人々の暮らしをより豊かにする為のツールである。 そして私はWEBというインタラクティブなメディアが好きである。 WEBに固執することなく、いつまでも柔軟なユーザー志向であり続けたいと思う。 2005年 03月 26日
あなたはWEBディレクターとして、大局的なビジョンを持ち続けることが出来ているだろうか。
日々の忙しい雑務に追われているうちに、目の前のソリューションだけに気を取られてしまってはいないだろうか。 まずは理想を持とう。そしてただの妄想家であってはならない。 遠くしか見ずに道を歩き続けると、目の前の石につまずいてしまう。 大局を強く意識しながら、目の前にある一つ一つの決断を的確に行うことで、導き出された答えが、全てあなたの理想へと繋がってくるのである。 仲間を導いていこう。 答えの無いビジネスの荒波の中で、いかに舵をとり世界中の人々の暮らしをどれくらい豊かに出来るのであろうか。 「10年後の社会がこうあるべきだ」という理想論は、それがWEBだけではなく、全ての新規事業において必要とされているのである。 2005年 03月 19日
いくらWEBの仕事であっても、私はメールだけで仕事を完結しようとする人間が好きではない。
しかし今や企業の情報伝達手段として、メールが欠かせないものになっている。私も毎日多くのメールを処理している。 メールの文体を見れば、当人のコミュニケーション能力がよくわかる。 送信者の客観性を判断する基準としても、非常に有効であろう。 メールは表情などなく文字列だけでのコミュニケーションであるため、だからこそより客観性を持ってメールする必要がある。 通常のコミュニケーション同様ではあるが、相手の能力や、立場、そういったものをまずは尊重する必要があるのだ。 どれだけ正論を訴えても、伝わらないと全く意味がない。 強くまっすぐな思いの文章は、魂を持って訴えかけてくる。 日本語には今も言霊などの不思議な力があるのだろうか。 また反対に、根回しなどのメールは、一目瞭然である。 書き手の心を完全に読み解けるほどの、優秀な読み手になっていきたいものである。 2005年 03月 10日
仲間の迷いや問いかけに対し即答し、なおかつ相手に響かせることができるスキルとは、決して話術や経験則だけではない。
自分、仲間、事業、社会の為の揺るぎない強い思いとビジョンが軸にさえあれば、自然と自信に満ちた答えが出せるはずだ。 10を具体的に強く願うことで、0から1を生み出す活力へと繋がり、2へと進化するときに向かうベクトルを、より的確に定めることが出来るのである。 私の場合は常に10年後の世界を追い求めている。 思いのない人間が生み出す苦し紛れの詭弁と空論は、論理展開を見ればすぐにわかる。 心に響く言葉は、誰にでもまっすぐに伝わるものでないといけない。 理解することが難解な言葉なんて何一つ必要ないのだ。 そしてWEBディレクターとはまさに事業の精神的支柱でなければならないのである。 2005年 02月 28日
若いデザイナーは、ルーチンに逃げることが多い。
与えられた資料を元に、そのままのモノを作ろうとする。 自分でモノを生み出すことの苦しみから逃げようとする甘えもあるのだろう。 私は4年ほど前までは製作会社に勤務していたが、今は違う。 ここでは新規事業としてのサイト運営そのものであるため、タイトなスケジュールの中、全てのデザイナー一人一人がビジネスに参加しているという意気込みで、新しいモノを生み出していかなければならないのだ。 私はデザイナーに関しては、一人一人の弱さを見抜いているつもりだ。 もちろん、心から彼らに育ってもらいたいと思っている。 完全な資料を渡すときと、意図的に完全でない資料を渡すときと使い分けている。 最近では、何も言わなくても私の満足いくものが出来上がってくることも多い。 もっともっと彼らには成長してもらいたいと願っている。 2005年 02月 28日
事業の成長とは、個人の成長である。
そして個人の成長とは、思いを育てることである。 強い思いを持った若い力を育てていくことで、新しいビジネスは生まれる。 上司にとっては、部下に騙されている方が、余計なことを考えずにすむ。 騙されていた方がストレスがたまらず、楽だろう。 しかし、思いを持つことなく、おべんちゃらで上司を安心させ、常に顔色を伺い、立ち回りと位置取り、駆け引きだけの人間が正義になってしまってはいけない。若い力が馬鹿を見るような環境であってはならないのである。 新しい事業を生み出すためには、誰もが前向きな思いを持って伸び伸びと仕事ができるような環境を作っていかなければならないのだ。 2005年 01月 28日
人の思いは十人十色である。
何かあればすぐ人を切るといった経営者も多い。 果たして人を0と1で判断することができるのだろうか? 個人が社会スキルのアップと人間的成長を遂げるプロセスで、多くの苦悩と感動、成功と失敗を繰り返すものだが、強い向上心さえあれば、必ず大きく成長すると私は信じている。 一度や二度の失敗で、人を判断することなんて絶対に出来ない。 特に同じ会社で同じ事業を行い、同じ職場で働いている人間には、必ずと言っていいほど共通の思いがある。そして、相容れない思いもまた存在する。 これは、表面化するかしないかだけの問題で、全ての人間が、両極の要素を持っているものだが、その共通の思いを元に互いに育っていかなければならない。 人は、ほとんどの場合が、分かり合えるものなのである。 率直な意見をガンガン出し合い、建設的でお互いの長所を認め伸ばし合えるような環境であるべきだ。 理想論であるが、これに近づくほど事業は活性化するものであると思っている。 2005年 01月 13日
よく頭を悩まされるのが、私が携わっている、とあるサイトの一番視覚的訴求効果の高いメイン部分でのFlashのデザインチェックである。
4つのコンテンツを切り替え、各々を効果的かつ公平に訴求しなければならない。 毎週上がってくるデザインを見て、問題ある部分は的確に指摘し、WEBデザイナーに分かりやすく答えを出してあげないといけないのである。 この仕事でまず重要となるのは、いかに情報をうまく伝えるか、といった点である。 コンテンツの魅力をより確実に伝える為には、コンテンツとお客様、両方のことを知らなければならない。 WEBデザインとは企業の情報伝達手段である。伝わらなければ意味がない。 ユーザビリティテストなどからも実証されている通り、ユーザーは星の数ほどあるサイトの中の、一つの画像に対して、よほどでない限りじっくりと見ようとはしない。最初に受けた印象でほぼ全てが決まってしまうのである。 WEBデザイナーにはそういったことも感覚の中で覚えてもらいたいと思っている。 以下の過去の私の記事をご参照いただければありがたい。 企業WEBデザイン そして客観性を持つために必要なのは人に対する誠意であると私は思う。 2005年 01月 08日
戦略の前に必要なものは、とにもかくにも情報である。
そして情報の源となるものは「人」である。 ネット黎明期の1995年~98年までは、特に情報とスキルのある人間に発言力があった時代であり、現実世界と隔離された独特の仮想空間であった。 当時私は必死で先輩達の背中を追いかけたものだった。 そして今も私は、ネットの荒海の中で、情報をくまなく探し、常にアンテナを張り巡らしている。 お互いに顔や肩書きが見えない世界でのコミュニケーションは、大会社の社長であろうが、小学生であろうが、全く関係がない。 強い気持ちと能力さえあれば、対等に話することが出来る。 余計な先入観を持たずに、響きあい成長し合える仲間を見つけることが出来るのである。 ネットの利点をうまく利用しながらも、それを操るのはリアルの人間だということを忘れずに、人とのコミュニケーションを取っていくべきだろう。 日本史には「桶狭間の戦い」というものがある。 情報戦略とはいかに重要なものか。 時流を得るためには常に的確な情報を得て、的確な判断の元に、それを死に物狂いで行動に移していかなければならないのである。 2004年 12月 17日
職場で円滑なコミュニケーションを取るためにも、「笑い」は必須である。
ただふざければいいというわけではなく、もちろんメリハリをつけなければならないが、常に小声でひそひそ話しているような職場に強固な連帯感があるとは思えない。 意思伝達とナレッジマネジメントをより徹底させるためにも大きな声を出そう。 人間は機械ではない。システムを生み出すのは人の思いである。 相手の気持ちを掴み、互いにユーモアも織り交ぜながらコミュニケーションをとることで、より仕事に対する見方が前向きなものとなるのである。 虚栄を張る必要なんて何一つない。人は人らしくあるべきだ。 このシーズンは何かと付き合いが多い。 勤務時間が終われば私も一人の人間だ。 今日も飲み会で仲間と楽しく笑い合うつもりである。 2004年 12月 07日
どうもWEBには概念的な決まりごとが多すぎる。
WEBユーザビリティの専門家、ヤコブ・ニールセンの定義では、 「ユーザビリティの向上」=使いにくさなどのマイナス面を補うこと 「ユーティリティの向上」=機能性などのプラス面をより高めること といった形になっているが、その定義は我々が杓子定規に捉えるだけで、理解できるわけがない。 「ユーザビリティ」というかなり使いやすい言葉を、一つの逃げ場所として乱用している人も多い。 私は、ここ数年のインフラおよび通信速度の向上とともに、WEBは大きく進化を遂げようとしている過渡期であると感じている。 56Kが当たり前だった時代に比べ、ADSL、100M光ファイバーが爆発的に普及し始めている時代になっても、「アクセシビリティ」という名の元に、今もごく少数である56Kのユーザーの為のサイト構築を行っているのが現状である。 もちろん各サイトのユーザー層にもよるが、ユーザー平均帯域が向上するも、WEBはいつまでたっても、HTMLという下部構造であるべき骨組みが顕になった住居のままであるように感じるのである。 例えば大手ポータルサイトであれば、広汎のユーザーに対する訴求を行う必要があるが、企業としてプロモーション効果を最大限まで発揮すべきWEBコンテンツにおいても、その論理を当てはめようとするから話がややこしい。 私は、WEBはもっとわかりやすく可能性を模索していかなければならないと思う。 もちろんそこに必要なのは、より多くのお客様に、より楽しく、快適に情報を伝えるといった、愛情である。 回線速度のさらなる向上と共に8秒ルールなどの制約は完全に崩壊し、可能性だけが開かれたWEBで、私たちはこれから何を生み出すことが出来るのか。 私たちは、経験によってこの不便さに慣れてしまっているだけであって、ネットのユーザーニーズの本質は仮想現実+αの世界の構築である。 今後リアルの投影を元に進歩しているインターネットの世界は、よりそういった世界観に近づいていくだろう。 HTMLはあくまでも骨組みとしてだけ機能し、ブラウザという概念すら飛び越した、本当の新時代のメディアを作るべきである。 例えばSTB(セットトップボックス)のようにTVがインタラクティブ化していくモデルや、現在のWEBのインターフェイスがより進化していくといったモデルなど色々道筋は考えられるのだが、目的は一つ。 そこにあるべきなのは、きっと子供、お年寄りであっても、誰にでも簡単に使うことの出来る、新たなユーザーインターフェイスが描き出すエンターテイメントの世界なのだ。 2004年 12月 05日
あなたは仕事を楽しんでいるだろうか?
0から1を生み出す時にあるのは、決して楽しみだけではない。 そこにはもちろん生みの苦しみが存在する。 目の前には責任と重圧と、山のような仕事である。 最初は正直、私だって、恐れもする。 しかしそこで絶対に逃げてはならない。 私は、こと新規事業において、とにかく死に物狂いで目的に向かって突き進む人間に、必ず追い風が吹くと信じている。 決してそこに私情があってはならない。 事業に対する純粋な思いは、きっと届くのである。 ビジネスに答えなど無く、白か黒かの論理だけでは100%通用しない。 仕事は、ビジネスごっこではない。 起業家達はみな、多大な責任とプレッシャーの中で戦っている。 あなたが自らのスキルを向上させ、常に次のフィールドを求めて進んでいくのであれば、壁を乗り越え続ける必要がある。 個人への重圧というのは、得てして、矛先が上に向くことが多い。 しかし、その重圧に打ち勝ったとき、確実にそれは自信に変わる。 心のバランスを維持するためには、仕事のどこかに楽しみを見出す必要があり、かつ個人的な時間もうまく使わなければならないと思う。 私の場合は、仕事仲間との個人的なコミュニケーションと、自分だけの時間も大事にしている。 信頼し合える仲間がいれば、出来ないことなんて何一つ無い。 「メリハリ」は重要である。やる時は本気でやって、休むときは休む。 それがうまく出来ないのなら、中途半端に上を向かず、ルーチンワークに徹するべきなのだ。 仕事に楽しみを見出せない人は、お客様に対して、サービスをより魅力的に伝えることができるわけがない。 楽しみを見出し、重圧に打ち勝つことで、あなたの次のフィールドが用意されているのである。 2004年 12月 02日
WEBに理想を持ってまっすぐに仕事していると、必ず何度も現実とのギャップで苦悩する。職場の中には、そういった理想を好まない人だっているだろう。
だが理想は体現してこそ価値があり、体現出来ない理想は何も持たないのと同じである。 新しいものを生み出す時に、何も理想が無ければ、人に感動を与えることなどできるはずがない。 自己肯定のためだけに人を否定する議論や、その場しのぎの机上の空論は、時間の無駄である。 互いに相手のいい部分を認め、常に信頼関係構築の種をまき続けておくことで、議論の質は大きく変わってくる。 そして分かり合える仲間同士の理想と理想が激しくぶつかり合うとき、素晴らしいものは生まれる。 私は人を好きであり続けたい。ビジネスは人が全てである。 時には打ちのめされても、顔では笑いながら、強い思いと向上心を持って、死ぬまで成長していきたいと思っている。 2004年 12月 01日
大規模なサイトリニューアルや、サイト構築のディレクションを行うにあたって、ワークフローの構築と最低限の必要資料は押さえておかなければならない。
自分の頭で理解してはいても、それを各担当者に伝えてあげることが出来ないと、スムーズには進まないのである。 もし互いに納得できるのであれば懇切丁寧なメール、ミーティングでの情報共有でも構わない。 とにかく、体制、サイト構成、仕様、作業内容、工程、製作管理などなど、多くの必要情報を、各担当者に対し誠心誠意何らかの形で伝え、双方が目的を達するための道筋を作らなければならない。 なお新たな仕組みをより堅実に生み出すスキルには、論理能力だけではなく、常に最終形をイメージすることができるクリエイティブな頭脳が必要不可欠である。 資料はあくまでも工程を進める上でのものさしにしか過ぎず、検討段階で綿密に問題を想定しても、何もかも計算通りには行かない。 常に迅速かつ冷静にソリューションをしていく能力が必要となるのである。 資料だけに縛られ、責任を外に押し付けるディレクターは、仕事の出来ない人間なのだ。 ディレクションのパワーの源となるのは、まず想像力ありきなのだと私は思う。 2004年 11月 29日
WEBに携わる人間として何を誇りの思うか。
人に褒められることというのは確かにプライドがくすぐられるかもしれない。 しかし褒められる以前に、すでに互いの長所を心から認め合うことさえ出来ていれば、今更褒めてもらう必要などないのである。 私は過去にクリエイターのアワードをいただいたこともあるが、そんなもの、何の役にも立っていない。 必要なのは、ひたすら前に進むことができる真っ直ぐな心と、分かり合える仲間との信頼関係に対する「誇り」なのである。 2004年 11月 27日
ユーザー・エクスペリエンスという言葉をご存知だろうか?
直訳すれば「ユーザー体験」といった言葉になるのだが、いかにユーザーが心地よくWEBを体験できるか、といった「ユーザビリティ」よりも広範囲な意味で使われていることが多い。 インターネットユーザーの多くはわがままである。 なぜなら、インターネットは個性の内面的要素が表面化しやすいからである。 インターネットビジネスはコアなユーザーからのレスポンスが極めて多く、個別ユーザーに対するマーケティング(ワントゥワンマーケティング)だけに偏りすぎてしまう恐れがあり、大衆(マス)として分析したときのニーズが見失われがちであることが多い。 WEBにおけるワントゥワンとマスマーケティングは、時、場所、場合によってバランスよく使い分けていかなければならない。 個人が心から楽しいと思える経験は、個性に依存していることが多い。 ユーザー・エクスペリエンスを考えるとき、個々のユーザーの「楽しい」「心地よい」だけの満足度向上を目指すのではなく、多くのユーザーが「学習」することによって得られるであろう満足度向上も、より強く意識しておくべきだと私は思う。 ユーザーのアクションを極力減らし、ひたすら最短距離で企業の伝えたい情報へと誘導する、といった企業のエゴだけに特化した理論も多いが、ユーザーはそんなに馬鹿ではないと思う。 本当に魅力的なコンテンツがあることをデザインで想起させ、ユーザーニーズを達成するための仕掛けに工夫を凝らすことで、一つの発見によって得られる喜びがユーザーの「学習」に変わるのだと私は思っている。 ユーザーの多岐にわたる導線を想定し、そういった仕掛けを施すことで、ユーザーは感動体験とともに、あなたのサイトを二度と忘れることはないだろう。
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